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『ゾディアック』と『バベル』観ました。

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(2007/11/02)
ブラッド・ピッド.ケイト・ブランシェット.ガエル・ガルシア・ベルナル.役所広司.菊地凛子.二階堂智.アドリ

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『バベル』
★☆☆☆☆(1/5)

感化されるものが無かったです…。

私的感想なので遠慮なく、
最低の点数をつけさせていただきます。




映画は並列で複数の物語が進行します。


モロッコの山間部の親子
メキシコの家政婦と世話される子供
アメリカの夫婦
日本の聴覚障害の女子高生


それぞれの物語は様々な社会問題を含みます。

夫婦間、親子間のすれ違い、人種差別、国際関係。



それぞれの物語には共通して銃が出てきます。

でも、ただそれだけです。
観た感想は「ただ単に暗い」。



この映画を観た人は必ず、

「どうして複数の物語を見せられているのか?」
「どうして各物語は悲しいだけで“救い”が無いのか?」

という疑問を抱きます。


そして、その疑問に答えるもの、
つまり「悲しい物語を並列で見せる理由」こそが、
この映画の根底にあるもの、テーマであるはず。



でも、それぞれの物語の接点は銃だけ。
必然性の感じられる共通項がない。

結果、妙な演出と音楽だけが印象に残ってしまい、
「だから何?」という感想になります。



ずいぶん辛口なことを書きますが、
僕はこういう詰めの甘さが嫌いです。


観た人を暗く悲しい気持ちにさせてしまう話を
過剰とも言える演出を添えて、
それも並列で複数、提示するのであれば、
そこには必然性という名の“救い”があって然るべきです。

「ハッピーな要素」だけが必然性とは限りません。


「そんな事実があったのか」
「なるほど、だから複数の話を魅せたのか」
「ただ悲しいだけはない別の問題が感じられるな」

そんな“腑に落ちる”要素です。
それが無い。


アンチクライマックスだからダメなのではなく、
作りの甘い失敗作だからダメなんだ、
どうしても、そういう結論になってしまいます。


この映画で日本人の女子高生役を演じた
菊地凛子が映画賞の候補になるのは複雑な心境ですね。






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『ゾディアック』
★★★★★(5/5)

バベルという最低の映画の次に観たので
若干評価が甘くなってるかも知れません。

が、歴史的事実に基づいた映画にありがちな
叙事的なタンパクさが無くて、
長編にも関わらず、飽きずに最後まで楽しめました。

主人公と一緒に謎解き、犯人探しをしている感覚があります。


世間を騒がせた実際の事件がモチーフなので、
その謎解き感覚にリアリティーが加わります。

こういう感覚を楽しめるのは、
映画の醍醐味の一つじゃないかと思います。

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バベル(2006/アメリカ) - 虫干し映画MEMO

BABEL 監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演: ブラッド・ピット    リチャード    ケイト・ブランシェット   スーザン    ガエル・ガルシア・ベルナル   サンチャゴ    役所広司    ヤスジロー    菊地凛子    チエコ...  / 2008.03.06 22:51

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2008年5月31日:デジタル一眼レフカメラを購入、写真にハマる。
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